神社にウサギ?調(ツキ)神社のウサギを数えてみた

神社の入り口にいるのは狛犬だけだと思っていないだろうか。

埼玉、三峰神社の狛狼、京都、大豊神社の狛ねずみなど、意外に狛◯◯がある。

変わったところで、埼玉の調(つき)神社には狛ウサギがいて、境内にもたくさんのウサギがいるらしい。 気になるのでちょっと数えに行ってみた。

それと最後に記すが、僕はこの神社にちょっと疑問がある。

調神社は浦和にある

浦和駅。初めてきた。

なんとプロントと一緒に観光案内所がある。

案内所の方に調神社までの行き方を聞いてみる。

西口を出て、県庁通りを真っ直ぐ進む。しばらくして左に曲がるだけ。徒歩10分くらいの距離らしい。簡単すぎたので聞いたのがちょっと恥ずかしくなった。

この通りを歩いて大きな交差点を左へ。

ほどなくして、それらしき神社を発見。

多分あれかな。神社やお寺は緑が多いのですぐわかる。

調神社には七不思議もある

ウサギ好きには有名な神社なのだ。

入り口の全景はこんな感じ。

さて、ここで「あれっ?なんか変……」と違和感を感じる人もいるかもしれない。

そうなのだ。この神社、

鳥居がない。

 

これはなかなか珍しい。鳥居がないって、家に玄関がないようなものだ。

理由は伊勢神宮へ貢物を運ぶときに邪魔だから。えっ!?それ理由になる?って正直思ってしまう。

実はこの調神社には七不思議がある。鳥居がないということも不思議の一つだ。

1. 鳥居がない。

(境内へ伊勢神宮への貢物を運び入れる時に邪魔になり鳥居を建てないことにした。)

 

2. 松の木がない。

(一説に弟神須佐之男命(すさのおのみこと)が大宮へ出かけ、なかなか戻って来ないので姉神の月読命(つくよみのみこと)が「もうまつのはいやじゃ」といったのがその理由とのこと。)

 

3. 御手洗の池の魚は片目になる。

 

4. 狛犬のかわりにウサギ像が置かれている。

(「つき」を「月」と考え、ウサギを神の使姫とする習慣からである。)

 

5. 日蓮上人駒つなぎのケヤキ。

(日蓮が佐渡へ流される途中、難産の婦人のためこのケヤキに馬を繋ぎ、祈ったところ男子を無事出産したので、安産の守護神として今に信仰されている。)

 

6. ハエがいない。

(調神社の祭神が嫌うためとのこと。)

 

7. 蚊がいない。

(ハエと同じ理由。)

 

埼玉観光国際協会より引用。

運ぶのに邪魔だからって必須とも言える鳥居を作らない(なくした?)なんてありえないと思うのだが。僕はひねくれているので、何か裏があるんじゃないかと勘ぐってしまう。

まあ、思うところはいろいろあるが、今回は境内にいるウサギを数えるのが主題だ。早速お参りしよう。

まず出迎えてくれたのは噂の狛犬ならぬ、狛ウサギ。

結構新しい印象。

こっちの子はめっちゃ甘えてる。

どちらもかわいい子持ちの狛ウサギだ。

ところで、なぜ狛ウサギなのか?

上記の七不思議の4番目にも記されているが、調を「つき」と呼ぶことから「月」になり、古くから月の信仰があった。なので、月の使役であるウサギがたくさんいると。

ほら、満月の中で餅をついてるはウサギでしょ。

お参りしよう

境内に入るとまず灯籠が気になった。

文様に注目。

三日月にロマンを感じるのはなぜだろう。

まずは手水舎で清める。ここもみなさんの期待に応えてウサギだ。

ちょっとシュールな写真だと思う。

まあ、口から出すよね。水。

手水舎でたまに柄杓に直接口をつけている人を見ることがある。それは間違いだ。手のひらに水を入れて口をすすってほしい。

正面から見るとちょっと怖い。

さて、隈なくウサギを探索するつもりだが、まずは本殿にご挨拶を。

砂利も整備されていて清々しい境内。

本殿。二礼、二拍手、一礼。僕の前の人がいい音を出すんだこれが。

この二拍手でいい音を出せるように毎回頑張るのだが、未だ納得できる音を出せたことがない。手のひらを少し丸めて空気を入れるのがコツのような気がする。練習しなきゃ。

祀られているのは、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、豊宇気姫命(とようけびめのみこと)素盞嗚尊(すさのおのみこと)の三柱。

最後に少し書くが、僕はここに大いなる違和感があるのだ。

菱灯籠にウサギを発見。おしゃれ。

ここにもウサギがいます。見つけれられますかね。

これです。流れるように遊んでいる感じです。

ここも怪しいが……

ウサギじゃないんか〜い

お守りは各神社で特色が出るから楽しい。

ちなみに調神社の御朱印帳はウサギのデザインでかわいいと評判だ。(僕は、御朱印を集めていないので写真に収めていない)

本殿へのお参りを終え、他にもウサギがいないかを探す。

あそこに何かあるな。

いたいた。

年期が入っている。

おそらくもともと入り口にあった先代の狛ウサギだろう。ちゃんと保存してあるんだな。

隣の建物。屋根から木が突き抜けていたのでびっくりした。中はどうなってるんだろう。

続いては神楽殿を見てみよう。

流石にウサギでなく、干支を優先するか。

ここにもいるかな?と探したが特にウサギは見当たらなかった。

このクッションの代わりになってるの、もしかしてウサギの毛皮?

御手洗の池の魚は片目になる。

神社の奥に行ってみると池がある。

七不思議の一つ、片目の魚がいるという御手洗の池だ。

ここにもウサギがいた。

マーウサギ。

片目の魚か……。片目というキーワードも気になるんですが、長くなるのでまた別の機会に。

ちょっと水の中がよく見えないな。

陽の光を反射して肉眼ではほぼ見えない。

鯉が泳いでいるのは分かった。しかし、とても片目かどうかまでは確認できない。

いるかもしれないし、いないかもしれない。この曖昧さがいい。

池の向こうに社があるので行ってみよう。

ここは稲荷神社。

これは比較的新しいみたい。もしかしたら作っている途中かも。

ここでもウサギを発見。

横の文様にもやはりいるいる。

稲荷といえば通常は狐(おいなりさま)がいるはずだが、ここは見る限りいなかった。ウサギへの配慮だと思う。

こちらは別の社。学問の神様、菅原道真が祀られている。

絵馬がかわいいね。時期的に合格祈願の願いが多かった。

日蓮上人駒つなぎのケヤキが見つからない

一応、七不思議も全部調べておこうと、境内を一通り探索したのだが、このケヤキの木がどこにあるのかわからない。というかそもそも僕はどれがケヤキの木かわからない。

ケヤキについて、社務所の人に聞くと親切に教えてくれた。神社から一旦外に出て、道路を挟んだところにあるらしい。

ウサギもたくさんいるが人慣れた鳩がやたらいた。全然逃げないので蹴りそうになる。

外に出てみる。

あった。これだ。

きちんと残されているんだなあ。

なぜこれが七不思議にはいるのだろう。ちょっともう頭が追いつかない。

ちなみに三月なのでハエと蚊はいなかった。実際、夏はどうなのだろうか。

余計に謎が生まれたような気もするが、十分調べて満足。神社を後にする。

まとめ

僕が見つけたウサギの数

・入り口:2羽

・手水:1羽

・古い狛ウサギ:2羽

・本殿の上の飾り10羽(菱灯籠6面と彫り物に4羽)

・御手洗の池に2羽

・稲荷神社に5羽

の合計22羽が確認できた。

しかし、調べたところ参拝客には見えないところにもいるらしい。

実際正確な数はわからないが、とにかくウサギがたくさんいる!そういうことだ!

七不思議もあって面白いのでウサギ好きの方は一回お参りにどうぞ。

 

さて、ここからは余談的な話。

最初に匂わせていたが、僕の一番の疑問はこれである。

なぜ月読命(つくよみのみこと)が祀られていないのか

 

拙社にも末社にもどこにも祀られていないのだ。

これだけ月を絡めておいて、一切出てこないというのはやはり違和感がある。

天照大御神、素盞嗚尊、月読命はいわば、きょうだいのような存在なのに。

考えるに、調=つき=月というのが後付けだからかな、と思うが……。

つき(月)神社に祀られているのが太陽神とも言われるアマテラス。この矛盾をどう捉えるか。

ここは一回じっくり調べる価値があるな、なんて思いながら駅に戻った。

駅前の飲食店などにもやはりレッズの文字はたくさん見かけた。

主にツイッターにいます→@kenihare 無言フォロー嬉しいです。


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