キナバル下山後③_8月27日

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街に戻ってきたらちょうど昼時。

さて、何を食べようか。はっきり言って食べるのが凄く楽しみだ。

ふらふらと街を散策していると中華系のお店が目に入る。

かなり賑わっているようで満員だ。どうしようか迷っているとちょうど席が空いたので思わず吸い込まれてしまった。

IMG_5323観光客もいるが手頃な価格なので地元の人もたくさんいるみたい。そういうの信用できる。

IMG_5321頼んだのは胡麻系?のラーメンのような物。確かラクサって名前だったと思う。これもめっちゃ美味かった。ご飯が合うのか本当に何食っても美味い。

満腹に鳴ったところで暇になってしまった。まだ午後の二時くらい。

すでに必須だったキナバル登山とオランウータンを見るというミッションは完了している。

その他はノープランだったので本当に何も決めていない。

泊まるところすら決めていないのだから。

うーん、どうしようかな。

あっ、そうだ。どうせならリバークルーズとかそういう観光レジャー的なのやってみよう!高かったらやらないけど聞いてみよー。

早速本に載っていたツアー会社を目指す。日本語が通じるツアー会社があると本には書いているので安心安心。

着いた。このビルのはず・・・。

ところが・・・

閉まっていた。

ビルには各ツアー会社が何社か入っているのだがどこも軒並み閉まっている。

ああああ、今日は日曜日か・・・。そうか休みなんかー。

でもくまなくうろうろしていると一つだけ空いているツアーのお店を発見。しかしお店の入り口はすべて英語で全く日本語が通じそうにない。

正直めっちゃハードル高い。一回お店の前を離れてどうしようか考える。

うーん恥はかきすて。行ってみるか。

ねお「ハロー」(かなり明るく)

お店のお姉ちゃん「ハロー」

ねお「ア、アイ ウォント トゥ ゴー リ、リバークルーズ」

お店のお姉ちゃん「リバークルーズ?OK!OK!」

おっ、なんとかなりそうな気がする。

ねお「・・・トゥナイト(小さい声)」

お店のお姉ちゃん「トゥ、トゥナイト!?」

おお、目が点になってる。そこ国境ないのね。

やはりちょっといきなりは無理なのかな。しかしこのお姉ちゃん、どこかに電話をかけだした。

座るのを促され、しばらく待つ。

おっ、どうやらなんとか当日でもねじ込めたようだ。

ペラっと紙を渡される。どうやら申込書のような物らしい。

ホテルの枠がある。んーまだ決めていない。

その枠を指差し、まだホテルを決めていない旨をなんとか伝える。

お姉ちゃん、こいつまじか、おい。と言いたげな顔で僕を見る

うん。まじです。

お姉ちゃん「ゲストハウスOK?」

もちろんOK。OK。寝れればどこでもいい。

お姉さんはまだどこかに電話を駆け出した。何を言っているか分からないから若干不安は募るがまあ大丈夫だろう。

どうやらゲストハウスの予約までしてくれたようだ。

申込書も書いてもらい、取ってくれたホテルの地図を渡される

もう街も結構分かってきていたのですぐ場所は分かった。地図がなくてもいいくらいだ。というか昨夜、ジュース飲んでたお店のところだな。

ツアーは夕方にホテルまで迎えにきてくれるみたいだ。

お店を出てチェックインするためにホテルへ向かう。ちょっと勇気を出せばなんとかなるもんだな。

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たどりついたゲストハウス。ファットリノ。なんだろうこのストリート感。

 

チェックインをして教えてもらった部屋へ。

ノックをして部屋へ入るとそこには若い中国の女の子が二人。お世辞抜きでめちゃめちゃかわいい。

大部屋ではなくベッドの数は四つしか無い狭い部屋だ。

「ハ、ハロー」

「ハロー♡ジャパニーズ?」

えらく愛想の良い二人は色々と僕に英語でコミュニケーションを取ってくる。なによりこの女の子達、完全に部屋着に着替えていてなんか露出が高い・・・。

ええー。こんな狭い部屋で男女相部屋とかあんのか。

こりゃあもしかするともしかしてもしかするんじゃね・・・

その時コンコンとノックとともにドアが開く。受付のお兄さんだ。

「ああー、ごめーん、部屋間違えてたわ。あんたこっちだわ」

だよね。うん。そうだと思ってた。思ってたよ・・・。

当然別の部屋を案内された。

IMG_5326部屋の作りはさっきと同じでベッドは4つ。ベッドにザックを投げ出して横になる。

隣のベッドにはザックが転がっている。

荷物だけ置いて出かけているのだろう。多分、男が。

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窓からの街並み。寝転がり夕方に来るはずの迎えを待つ。約束の時間にロビーに行くと運転手らしき人に話しかけられるそのまま車まで案内され乗り込むと他には韓国人のカップルが一組。

挨拶をして乗りこむと僕はすぐに寝てしまった。乗り物に乗るとすぐに寝てしまうのは日本でも一緒。

結構な時間が経ち、目的地についたみたいだ。

川沿いの小屋。船着き場といったところか。ここから船に乗るのだろう。

なぜかお茶菓子のような物が用意されている。そうか出発前に一息入れるのか。

飛び入りで参加したので実は全くどこに行くのかもスケジュール的なのも分からないのだ。

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結構見た目通りの甘さのお菓子。

お茶菓子を食べ終わるとライフジャケットを渡され船に乗り込む。いよいよだ。

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ライフジャケットが並ぶ。

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出発!

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小さい船、というかボートなので目線が低い。手を船外に下げると水が触れるくらい。

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トカゲがいる。トカゲって言われなかったら小さいワニかと間違いそう。

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船は進む。先頭に一人立って左右を見渡し動物を探してくれているがまだトカゲ以外出会わない。どうやら野生動物が見れるかどうかは結構運によるらしい。

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水浴びをしていた水牛の家族が船から岸に逃げる。
ごめんよー。めんごやでー。
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水辺に民家も。船頭さんが運転手に指示を出す。猿が見えたらしい。

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写真じゃ全然分からないけどこの木に猿がいた。肉眼でなんとか見える程度。

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船は進む。

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川沿いを歩く人たちは手を振ると笑顔で振り返してくれる。

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昔ながらの船で漁をしている地元の人。
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この後も遠くに野生の猿達を何度か見て日が沈んで終了。

正直午前中に動物園でしっかり見ていたのでなんだか物足りない印象もあるが、むしろこれが野生ということだよな〜と思いながら船は帰路に。

小屋に帰り着くとバイキング形式で晩ご飯が用意されていた。そっかご飯付いてたんだ。

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正直味はあんまり覚えていない。多分見たまんまの味だったように思う。

そして食事が終わるとまた車へ。

適度な揺れが気持ちよくすっかり寝ていると車が止まった。

あれ?もう街に付いたのかな。

うながされ外に出る。なんだトイレ休憩か。

トイレを済ませて車に戻ろうとすると運転手さんが手招きする。

あれ?どこいんくだろ?

またさっきとは別の小屋に入ってライフジャケットを渡される。

んっ?

船が用意されてる。あれ?またあんの?

なんせ全く内容を把握していないのである。

??と思いつつも船に乗り込み出発する。

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おおー、どこにいくんだろう。

同じボートに日本人の観光客がいた。会話を聞いていると「蛍見れるかな」という言葉が。

おお、蛍も見れるのか!サプライズ!
※最初からツアー内容にあったのでサプライズでも何でも無い。

しばらく走って船が止まる。川沿いの木に無数の小さな点滅が。

すごい。日本でも見た事はあるけど数が全く違うのでとても幻想的だ。

その時、ガイドさんが懐中電灯を付けたり消したり。

なんとこれでホタルを呼び寄せる事が出来るそう。多分求愛的な合図かな?

しばらくすると木に瞬いていた光が船に寄ってくる。

あっという間に身の回りは輝き飛び回るホタルでいっぱいに。

簡単に両手の中にホタルを捕まえる事ができる。

手の中で光っているホタルを観察。すげえな。どういう身体の仕組みなんだろ。

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僕のカメラの腕が無くてこんな風にしか撮れ無かったのだが、実際はこんなものではない。暗闇の中を飛び回るおびただしい数のホタル。多分一生分の蛍を見たように思う。

予期してなかっただけになんだか余計に満喫してしまった。

蛍をたっぷり鑑賞した後は今度こそ街に帰る。

車の窓から稲妻が見えたと思ったらいきなりものすごい土砂降りに。遠くでは雷の光が見える。

しかし凄いな。スコールの勢いは。

まあ、動じず寝てるんだけど。

それでも街に着いた時にはすっかり止んでいた。

この日もまた同じバーで一息。オープンスペースでなんか安心できるからつい行ってしまう。

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ここはいつでも賑わっているし、今日もなんか歌ってる。

適度に時間を過ごし0時くらいに部屋へ戻る。

隣のベッドニは中国人の男性がいてもう時間も遅かったので挨拶程度の会話でお互いに眠りについた。

このときの「ね、ねえ電気消していい?」みたいな会話がちょっと照れくさくてなんか良い。

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寝る前に撮った窓からのコタキナバル。
明日は何しようか。

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