秋旅 〜カンボジア①〜

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10月7日

バンコクからカンボジアへ

今日はバンコクからカンボジアへ移動の日。夜中に雨が降ったようだ。

空港まではトゥクトゥクではなくタクシーを拾いドンムアン空港へ向かう。

バンコクには二つ空港があって、日本から降りたのはスワンナプーム空港。こっちの空港の方が大きい。

バンコクからカンボジアへはもう一つの空港、ドンムアン空港から出発だ。

渋滞もなく予定通り早めに空港についた。

二時間くらい空港で待つ。wifiが入るのでネットを見て時間をつぶしていた。

飛行機に乗っている時間は約1時間くらい。あっという間にカンボジア・シェムリアップ空港へたどり着いた。

この空港好きだ。小さい空港で、飛行機を降りて徒歩ですぐに建物へ移動できる。そしてその建物も全く空港っぽくない様式。

カンボジアでは使うお金がドルに代わる。両替えしなければ。

空港のレートはあんまりよくなさそうだったので街へ行く交通費だけ払えればいいかと2000円だけを両替。

まずはシェムリアップの街まで行かないと。空港の玄関を出ると待ってましたとばかりにトゥクトゥクの運転手たちに止められる。

流れる風景がとても気持ちが良い。しかし道は舗装なんてされていなくてかなりでこぼこ。しかし運転手さんは慣れたもので道に空いた穴をうまく避けて走ってくれる。基本的には。でもたまにガゴンっと縦に大きく揺れる。

10分くらい乗っただろうか。宿に着いたようだ。この運転手さん、「アンコールワットへ行くんでしょ?チャターしない?」とかなりしつこかった。

「いや、自転車でいくからいらない」と冷たく断ると

「ええ、まじで!?めっちゃしんどいよ!?」

「うん。多分大丈夫だと思う」

「おお、・・・クレイジー」

自転車で行くのそんなにしんどいのかな…。普通に『ガイド本にも載ってたんだけど・・・。

今回は宿をエクスペディアで取っていたので少しいい宿。ブルーの外観が印象的だ。

宿に入るときれいな女性が笑顔で迎えてくれた。ゲウトハウスというよりはホテルになるだろう。

なぜかダブル。無駄にダブル。部屋も広いしテレビもある!

一旦に荷物を置いて外へ昼食へ出かけることに。

少し土っぽい感じはある。

シェムリアップの街もトゥクトゥクがいたるところにいて必ず声をかけられる。

おお、これがパブストリートか。ガイドブックに載っていた。

彩りが綺麗で街中にはフォトジェニックなお店が立ち並ぶ。

まだお昼を食べていない。パブストリートあたりで食事をしようとすると少し割高になるので少し外れたところに決める。

ゲストハウスの一階部分はたいていがレストランになっていて安くて美味い。


ここの店員さんが、こう、なんというか、とてもかわいらしい人で。

ワイファイのパスワードを聞くと「うふふ、これよ」にこっ。

ずきゅん。

※どこでもワイファイのパスワードは教えてくれる。

食事をとったらすぐ近くのツアー会社の軒先で発見したレンタル自転車を申し込む。

自転車はマウンテンバイクのタイプ。

試しに少し乗ってみる。

「まあ、大丈夫・・・かな・・・」

実は自転車に乗ることが何年かぶりなので少しふらふら。大丈夫か、こいつというようなお店の人の目線が痛い。

ちなみに自転車を借りるお店はたぶん保障としてある程度のお金かパスポートを預けることになるのだが僕の場合はパスポートだった。しかし、海外でパスポートが手元から離れるのってちょっと不安になる。

カンボジアを自転車で疾走

明日の夜まで二日間のレンタル。僕はさっそく街中を走り回った。

さて、ここで先に言っておくと個人的にはシェムリアップで自転車おすすめしません。

なぜなら単純に危ないから。日本と違ってトゥクトゥクとバイクと車がビュンビュン走っていて歩道もまともにないので結構大変です。

まだ昼過ぎで時間もたっぷりある。明日に行こうと思っていたアンコールワットだが、一回道を確かめる意味で行ってみるか。7キロくらいだからすぐいけるし。

とはいえ道が分からない。

実は世界の歩き方の本、タイ編はしっかり持ってきていたのだがカンボジア編は持ってきていない。結構重いから。

アンコールワットにしかいくつもりがなかったので地図だけを切り取って持ってきていたのだ。世界の歩き方さまさまとか言いながら。

地図を広げる。

・・・これプノンペンの地図じゃん。

ああ、困った。

ただ、シェムリアップからアンコ−ルワットへは基本的にまっすぐいくだけの単純な道だという事は知っていた。空港で調べていたからね。

じゃあ、いかにも観光の車とかトゥクトゥクが向かっている道を行けばアンコールワットに着くはず。

僕は大きなバスが向かった方向へ自転車を走らした。

少し街を出ただけでもうそのへんに牛がゆっくり草をたべているような光景に。のどか。

 この道は整備されているのでいいのだがすぐに道はでこぼこに。

道路は一応あるが歩道もないので怖い。

それにしてもこの自転車、段の切り替えが固い・・・。ってか段変わらねーし。

あれはなんだろう。遊園地を作っているのかな。

道中、なんだか怪しい雲が出てきたと思ったら、ポツポツとやっぱり来た。すぐにざーと降ってくる。スコールだ。

バイクの人もみんな一斉に軒下に避難。

僕もあわてて木の下に逃げ込み雨がやむのを待つ。すぐそばにトゥクトゥクの中に雨から逃げ込んだ家族がいて子供と目が合った。

スコールだからすぐやむよねーと笑いあう。

ただでさえ、でこぼこの道をびしゃびしゃにして雨はすぐにやんだ。また走り出す。

しかし走れども走れどもいっこうにアンコールワットにたどり着かない。

なんでだ。もうさすがに7kmは超えていると思うんだけど。

そして自転車のサドルが固くてお尻がちょっと痛い。 

住居も街とはだいぶ変わってくる。

ここは丘の上に寺院があるみたい。

ここを曲がればやっと到着・・・か?

あれ、、、?なんか違う。

寺らしきものがなんも無い。でも観光バスが止まっているからここがアンコールワットのはず。

誘導の人たちがようこそ!よく自転車できたねー!自転車ここに止めてね、と笑顔で迎えてくれる。

「ここ・・アンコールワット・・・だよね?」

一瞬キョトンとする駐車場の誘導の人たち。

そのあとすぐ皆大爆笑。

「ここはトレンサップ湖だぜ。アンコールワットは20kmくらい反対だ」

・・・マジか。

もうこれには僕も一緒になって爆笑するしかなかった。

どうやらまさかの二分の一を外したらしい。

苦労して着いた場所はトレンサップ湖の観光遊覧船乗り場。どおりで観光バスも来るはずだよ。

「まあ、いいじゃないか。どうせだし遊覧船乗っていくでしょ?」

誘導の人が笑いながら言う。

いや、いい。地味にショックだし、特に船に乗る気はなかったのでバイバーイと来た道を戻る。

トレンサップ湖。釣りをしている子供達。

お祭り?なのかは分からないけどちょうど出くわした楽隊。

すごく綺麗な水色の衣装を着ていた。

ずーと湖が広がっていてのどかな風景の中自転車を漕ぐ。最高。なんだけどかなりお尻が痛い。

帰り道チェーンが外れたりと踏んだりけったり。

やっとのことでシェムリアップに戻ってくる。この時すでにお尻が痛すぎてずっと立ち漕ぎをしていた。

街に戻ってまず手に入れたのは地図。ちょうど日本語の地図が置いてあった。最初に買えば道を間違う事もなかったろうに。

こちらは夜のパブストリート。昼とは全然違う雰囲気に。お祭りのように観光客でにぎわう。

僕はここでTシャツを物色していた。バンコクの宿で洗濯はしていたんだけどうまく乾いていなくてこのままだと明日着るシャツがないのだ。

そして買ったのがこれ。

えっ?ダサい?アンコールワットにあえてアンコールワットTシャツを着ていく選択。何も言うまい。

川べりのベンチが涼しくて気持ちよくてまったりするのにちょうど良い。

明日は夜明け前に出発するので早く寝ないと。パブストリートやマーケットを少しうろついた後宿に戻りすぐに就寝。