ペットボトルの水を飲んで小鳥と戯れたい。

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ペットボトルの水を飲んだときに“ピヨピヨ”という小鳥のさえずりが聞こえた事はないだろうか。

これは人によって共感を得たり得なかったりするのだが、まずは耳を澄ませてこれを聞いてほしい。

いかがだろうか。

これは決して小鳥の声を録音した物ではない。ただペットボトルの水を飲んだだけの音声だ。

どういう理屈でこれが起きるのかは現代の科学では解明されていない。(と思う)

しかし僕はたまにこの現象をひき起こす。

会議中、発言が途絶えシーンとなった時に起こって恥ずかしかった事も何度もある。

僕は思ったのだ。

ひょっとしたらこの音で、小鳥とコミュニケーションが取れるのではないか?

ぜひ試してみたい。

 

音が鳴りやすい水はあるのか?

小鳥と戯れる前に調べておきたい事があった。

以前から疑問だったのだが、ペットボトルによって音の鳴りやすさが変わるのではないかと思っていたのだ。

そこで今回いくつか違う種類の水を用意してみた。

スーパーであるだけ買ってきた。

ペットボトルにも色んな固さがある。「いろはす」なんかはくしゃっと小さくできるのが売りなくらいぺにゃぺにゃだ。

前々からこの容器の固さが“ピヨピヨ”の鍵ではないかと思っていたのだ。

では早速、どれが一番鳴りやすいか試していこう。

飲む。鳴らない。

飲む。鳴らない。

つれえ。水だけ大量に飲むのつれえ。

 

結局うまく鳴らずキッチンで何度も試すはめになった。

その結果・・・

だいたい分かったぞ!

シャツがビショビショだけど。

 

結論を先に言うと一番鳴りやすかったのは「いろはす」だ。

あくまで個人的な実験の結果だがまとめるとこうなる。

・柔らかいペットボトルの方がよい

・丸い形状の方がよい

・下部分が段々になっているほうがよい

・飲み口は標準サイズがよい

そして

どうやらボトルの中の空気量が多い方がいいみたいだ。

おそらく上唇と飲み口の隙間と水を飲む時のスクリュー具合が一体となった時に“ピヨピヨ”が起こるらしい。

修行の成果か「いろはす」で三回に一回くらいは成功するようになった。

よし!準備は整った!それでは早速、小鳥たちと戯れに行こう!

ヒャッホー!ゲプッ。

 

高尾山に到着。

ここなら野鳥達が死ぬほどいるはず。戯れ死にたいと思います!

いざ、山中へ。

おお、聞こえる、聞こえる。鳥の鳴き声が。

目視するのはむずかしいが、かなりの鳥がひしめいているのが分かる。これならコミュニケートし放題だ。

ピヨピヨピヨピヨ〜♪

さあっ!戯れておいでー!!

あれっ、反応がない・・・。シャイなのかな。

う〜ん、もしかして・・・。きっとあれだ。メッセージが無いからだ。

音は出ているが何を言っているか鳥さんは分からないのかもしれない。

人間だって声は出しているけど言葉になっていなかったら「あー」とか「うー」とか「bqべlqねいうfbへfdjwyfぉえ」とか何を言っているか伝わらないだろう。多分それと同じだ。

何を伝えたいかちゃんと意識してピヨピヨに乗せないと多分ダメなのだ。

しかし何を伝えればいいのか思いつかない。

・・・そういえば朝から何も食べていないんだよな。

よし、お腹減ったと伝えてみよう。

ピヨピヨピヨピヨ〜♪(訳:お腹減ったよ〜)

さあ!この腕にお止まりっ!木の実とか持ってきてくれたらなお嬉しいぞ!

 

・・・なんで反応がないんだ。

 

はっ!もしかしたら・・・

言語が違うのかもしれない。日本人だっていきなり英語や中国語で話しかけられても分からないじゃないか。それと同じかもしれない。

そうだ。きっと言語の違いだ。んもう、うっかりさん。

僕は英語やドイツ語を話しているのかもしれない。

と言う事は、色んな国の鳥がいるところで試してみればいいのではないか。

そうと分かれば早速移動。すぐ下山。

 

というわけで動物公園にやってきました。

ここならうようよ多国籍の鳥たちがいることでしょう。

早速ツルを発見。語りかけてみます。

ピヨピヨピヨピヨ〜♪(訳:お腹減ったよ〜)

・・・反応がありませんね。

ピヨピヨピヨピヨ〜♪(訳:お腹減ったよ〜)

だめか・・・。でも諦めずにガンガンいきましょう。ナンパがうまい人のメンタルを見習おう。

 

ピヨピヨピヨピヨ〜♪(訳:お腹減ったよ〜)

こっちを向いてもくれませんね。

エミューはむしろ遠くにいってしまった。もう小鳥という前提は全くなくなっている事に気づいてはいる。

鷲はケンカを始めました。僕のせいではないと願いたい。

フクロウは目を閉じてしまいました。

コール&レスポンスには応えてくれました。

紅葉が綺麗ですね。

最後の頼み、フラミンゴは?

ピヨピヨピヨピヨ〜♪(訳:お腹減ったよ〜)

どうだっ!上げた片足を下ろして寄ってこいっ。

・・・だめかっ。無念。

やはり、人と鳥では心は通じあえないのか・・・。

失意の中、動物園を後にします。

 

 

あ〜、人類に貢献できなかったな〜。

ん?なんだろうこれは・・・?

や、焼き鳥!?ま、まさかっ!!

そういえば仏教の話で聞いた事がある。

老人に化けた帝釈天が動物達に食べ物を恵んでほしいとお願いする。

動物達が木の実などを用意する中、ウサギだけが食べ物を用意できない。そこでウサギは自ら火の中に飛び込み自分の身を老人に捧げるのである。

その尊い行為によりウサギは月の中に住む事になったという。

なんて感動する話なのだろう。

僕のお腹が減ったというメッセージは通じていたのか!

その身を呈してくれてまで・・・。

結論:ペットボトルの水を飲んで小鳥と戯れる事は出来る!

 

ありがとう。お前らの事は忘れない・・・。(30%の割引も)

皆さんもぜひこれで鳥達とウッキウッキトーキンッしてください。

 

 

 

 

主にツイッターにいます→@kenihare 無言フォロー嬉しいです。