子供の頃のトラウマを克服する

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psychological trauma —トラウマ

皆さんにもきっと一つや二つはあるのではないでしょうか。

かくいう僕ももちろんあります。はっきり思い出せるもので二つ。

【トラウマ①—焼き魚】

あれはまだ小学校にも通う前くらいの事。家族で晩ご飯を食べていたんですよ。

その日の献立は焼き魚でした。

ガリッ。

魚を食べている途中で歯から嫌な感触が脳に伝わりました。あさりを食べている時に砂を噛んだような感覚です。

吐き出してみると出てきたのはすがた形を残したままの小さなカニ。

幼かったので、食物連鎖などという概念はなく、魚の体内からカニが出てきたという事に驚愕を覚えたのでしょう。生物から生物が出てきた!

それ以来、焼き魚が全くダメになったのです。

 

【トラウマ②—ホラー映画】

これもはっきり覚えています。映画「バタリアン」です。

今の若い人は知らないかもしれませんが、僕が子供のとき結構流行っていたはず。この映画により、「オバタリアン」なんて言葉も生まれたのです。

(ちなみにオバタリアンはあつかましい中年女性を描いたマンガでした。これも流行ったんですよ。)

夜九時から始まる映画あるじゃないですか。洋画劇場。

あれを父親がいつもお酒を飲みながら見ていたんですね。

僕もサキイカなんかをちょっとだけもらいながらよく一緒に見ていました。アダルトなシーンになると空気が重くなるタイプの風景です。

そこで初めて観たバタリアン。夜ってだけで恐怖を感じる子供でしたから、それはもう衝撃でした。

バタリアンはいわゆるゾンビ映画。

化学物質により死者が蘇りバタリアンになってしまいます。バタリアンの特徴は何と言っても脳みそが大好物で頭にがぶっとかじりつくシーンが今でも忘れられません。まさにトラウマです。

 

この幼い頃の二つのトラウマ。

すっかり大人になった今ではどうなんだろう。どう感じるのだろうか。僕はまだトラウマを抱えているのだろうか?

自分の事はいつもよく分からない。一応でも大人になったと信じたい。

これ、検証したいと思います。

【トラウマ①—焼き魚】

左の小鉢はたくあんの鰹節あえ。

お昼休みに会社近くの定食屋さんにやってきました。和食のど真ん中、さんま定食です。

旬ではないのですがおいしそうなさんま。

焼き魚の代表選手ですね。願わくは大根おろしがあと5倍は欲しいところです。

ではいただきます。

ドキドキ。

 

 

ごちそうさまでした。とてもおいしゅうございました。

すいません。そうなんです。

ココに来て白状しますが、実は魚のトラウマはとっくの昔に克服しています。それも自然に。

いつ食べれるようになったかはあんまり覚えていないんですが、何かのタイミングで急に美味しさに気づいたんですよね。

僕、大人になって食べ物の好き嫌いがなくなってるんですよ。若い時は食べれなかった「焼き魚」をはじめ、「いくら」や「納豆」なんか、今や大好物の部類に入っています。

どういう事なんでしょうかね。

焼き魚のトラウマ・・・

克服してる!

いや、まあ始めから分かっていたんですけどね・・・。

 

【トラウマ②—ホラー映画】

さあ、次はバタリアンです。

まずはレンタルDVDを借りなければなりません。

しかしここでハプニング!

なんとバタリアン1が借りられています。

しかたなくバタリアン2を借りることに。多分そんなに変わらないでしょう。

しかし、僕の前に1を借りた人はどういうモチベーションでこの2018年にバタリアンを借りたのでしょうか。

早速家に帰って観てみましょう。

視聴。

これから始まる自分との戦いに顔つきも自ずと険しくなります。

さあ、こい。ゾンビどもめ。

「お前の脳ミソが欲し〜い」

これは最高ですね。

30台男子が異性に言われたいセリフ、第一位です。

脳みそが欲しいなんて、あなたの遺伝子が欲しいと言われてるのと一緒じゃないですか。

手首だけが自由に動いて中指を立てています。

これも最高ですね。

もう言葉が出ないくらい素晴らしい。この時代、80年代のアメリカの空気を見事に表してるシーンですね。

どうりでBGMでやたらハードロックがかかっていた訳だ。

 

しかしですね、どうにも臨場感がない。PCで観ているせいでしょうか。

ここで僕は気づいたんですよ。部屋を暗くすればいい事に。

やはりホラー映画を見るのに明るいところで見るのはルール違反でしょう。

子供の頃に感じていたあの暗闇の恐怖。再現しなければ。

電気を消して集中してみましょう。

 

暗くしたら僕が幽霊みたいになりました。

ストーリーは進み、町の住民の大半はバタリアンと化してパニックに。ゾンビ映画には王道パターンですね。

しかし発電所の電気をうまく漏電させ、バタリアンたちは一網打尽に。皆、白目を剥いてブルブルしています。

このシーン、なんだか撮影の様子を想像しちゃいますね。

「脳ミソはあきらめる。負けたよ今回は」

やはり最高ですね。

負けを認めるゾンビ。なんという知性でしょう。

戦い抜いた者だけが言える名言です。

また「今回は」というセリフにもまだまだシリーズ化を続けるぜ!という意気込みが感じられます。

これにてエンドロールとなりました。

ふえ〜、見終わりました。

 

全然こわくねえっ!

むしろコメディとすら思えてきます。(多分バタリアンはホントにコメディにくくられると思う)

今でこそ僕は積極的に怪談イベントなどにも行くようなちょっとしたマニアっぽさもあるので当然の結果といえば当然です。

当時の僕に今の姿を見せたいですね。

結論:大人になったら子供の頃のトラウマは克服されていた!

トラウマのトの字もありませんでした。

焼き魚はともかく、当時はバタリアン、本当に怖かったんですけどね。

夜中トイレに一人で行けず、母親を起こしてついてきてもらった記憶も今は昔。

良く言えば大人になった、しかし、悪く言えば純粋さがなくなったとも言えるのでは。

僕はいつからこんなに汚れてしまったんでしょうか。だれか教えてください。

 

 

ちなみにバタリアンの正式なタイトルは「RETURN OF THE LIVING DEAD」

邦題を付けた映画会社の人のセンスよ。

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