鍾乳洞はクトゥルフ神話

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山に行く時は手軽で近いので奥多摩に行く事が多い。

だいたい奥多摩駅からバスで登山口まで行くのだけれど、その時にいつも違う行き先が気になっていたんです。

それは日原鍾乳洞。

どんなところなんだろうとちょっと調べてみました。

鍾乳洞ってぬめぬめしたツララのようなものがあるじゃないですか。あれ、鍾乳石って言うんですよね。

で、ちょっと頭おかしいなと自分でも思うんですが、その鍾乳石の写真を見ていたらだんだんそれがクトゥルフ神話に出てくるモンスターに見えてきたんです。

クトゥルフのイメージというとだいたいこんな感じの怪物が出てきます。

クトゥルフ神話。

聞いた事があるでしょうか。

実は僕もあまり知らないんですよ。

なんだそりゃ、って感じですがオカルト系の事を調べているとやたら出てきて気になるんですよ。クトゥルフ神話という言葉は。

僕の知っている部分と言えば本当に表面的なうすっぺらい知識だったので、ちょっと調べました。

クトゥルフ神話は元々ラブ・クラフトという小説家が書いた小説で、架空の話なんですね。

クラフトは文通などで他の作家と積極的に交流を交わし、クラフトの考えた設定やキャラクターを共有して作家仲間と盛り上がっていたようです。

想像するとちょっと微笑ましいですね。扱っているのはオカルトですけど。

そのクラフトの死後、オーガスト・ダーレスという人がクラフトの意志を継ぎ、その世界観をバンバン広めていったそうです。そのおかげで様々なクトゥルフ神話の作品が違った作者によって生みだされていったと。

キャラや設定などを共有する。それをたくさんの他の作家が影響を受け新たな作品を作り上げる。そうなんです。これが大きな特徴でクトゥルフ神話は「体系」なんですよね。

最近では「這いよれ!ニャル子さん」というライトノベル(アニメにもなっている)なんかもクトゥルフをモチーフにしているそうですね。その他、映画に出てくる怪物なんかでもクトゥルフ神話の影響を受けているものもたくさんあるそうです。

この海産物を彷彿とさせる怪物のビジュアルのインパクトがすごいので前から気にはなっていたんです。

本当にそれだけの動機なんですけどちょっと見てみたくないですか?鍾乳洞の怪物。

というわけで行ってきましたよ。日原鍾乳洞。

 

奥多摩駅でのんびり

相変わらず山に映える駅舎です。

やってきました。奥多摩駅。

僕は雲取山に行く事が多いのでここからだいたい「鴨沢行き」というバスに乗るんですが今日は違います。別方向の「日原鍾乳洞行き」というバスに乗るんですよ。

しかしタイミングが悪くて次のバスまでなんと一時間以上ある。

今日は山に行く訳ではなかったのでバスの時間をまったく調べていなかったんですね。

仕方がないのでぶらぶらと時間をつぶします。

駅前にある観光案内所

せっかくですし、今まで入った事 のなかった観光案内所へ行ってみましょう。

こんな昔から実はトレイルランニングが行われていたなんて。ちょっとびっくり。

わさぴー。こんにゃく推し。

奥多摩湖なんかも観光名所ですからね。登山者以外にも通常の観光客もたくさんいます。

駅前にはちょっとしたお店も。パンや飲み物、お菓子なんかが売っています。

おお、生わさび。帰りに買っていってもいいな。

また出た、わさぴー。わさびジェラート。気になります。

しかしアイスを食べるような気温でもなかったので買わず。夏だったら買ってたな。

この階段を降りると遊歩道があるみたい。時間はたっぷりあるのでちょっと降りてみましょうか。

少し下ると・・・。

 

河原に出ました。

何をするでもなく、ほんとに座って釣りしている人をぼーっと眺めてただけなんですけどね。なんか心が洗われるような贅沢な時間でした。

もう今週で桜も終わりかな。

さて、そろそろ出発時刻。バスに乗り込みます。

日原鍾乳洞

一つ不思議な事がありまして。

この奥多摩駅から発車する日原鍾乳洞行きのバス、平日は鍾乳洞前まで行くのに、なぜか土日は手前の東日原というバス停が終点になってしまうのです。

普通逆じゃない?土日こそ利用者多いんだから鍾乳洞前まで行けばいいのに…と思ってしまうところですが、その理由はバスに乗ったら分かりました。

なぜならむちゃくちゃ道が狭くて渋滞が起きるから。

スレスレで壁が・・・。これで擦らないんだからバスの運転手さんってすごいなあ。

もうギリギリの道幅。ちょっとヒヤヒヤしていました。

土日は鍾乳洞へ自家用車で行く人も増える。バスが通るとどうしても渋滞が起きてしまうのでそれを避けるためなんですね。なるほど、納得。

というわけで終点の東日原に到着。

ここから30分ほど歩いて鍾乳洞に向かいます。

バス停から約2kmだそうです。

気持ちのいい景色のなか、ゆっくり歩く。これ多分すごく幸せな事かも。

この先を右に曲がると日原鍾乳洞にたどり着きます。

到着!右が入り口です。

では早速中に入ってみましょう!いざクトゥルフの世界へ!

まずは注意書き。頭上は本当に注意です。(僕は一度派手にぶつけました)

おお、凄い・・・。そして狭い・・・。

明るく撮れてますが実際はかなり暗いです。

図でみると広く見えますが実際そんなに中は広くないです。

普通にゆっくり見て回って一時間かからないくらいですかね。

中は少し肌寒いくらい。鍾乳洞内の気温は年間を通して約11度だそうです。

おっ、何があるんでしょう。

暗すぎて上手く写っていませんがその名の通り天井が見えない。

まんまと見てる人がいますね。

入社当時、「素直なのがファンクさんのいいところね」と教育係の人に言われた事があります。

あっ、水琴窟!

耳を澄ますと、キン・・・キン・・・とかすかに金管系の音が聴こえてきます。

僕、水琴窟って好きなんですよ。

自然が作り出した楽器っていうだけですごく魅力的じゃないですか。

出来る事ならたくさんの水琴窟を一カ所に集めて曲にしたい・・・。

頻繁に腰を屈めながら奥に進みます。ここを抜けると・・・

急にぽっかりと広いところに出ました。階段バックでMステのオープンニングを思わせますね。

壁がライトアップされていて幻想的ですが、どこか恐ろしくもあります。

洞窟内にこんな広い空間があるのにビックリ。

ちなみにこの場所の名前は「死出の山」。ヒャー、そりゃ恐ろしいはず。

最初にこれを発見した人はここがあの世に繋がっていたと考えたのかもしれませんね。

一旦、右の洞穴に入ってみましょう。

すぐに行き止まりに。

ありゃ、鍾乳石折られちゃったのね。

ん?お社の上に何かキラキラとしたものが・・・。何でしょう?

これ、全部お金でした。どうやってくっついてるんだろう。

では、死出の山に登ってみましょう。

頂上には石積みの上に祀られた観音様がいました。縁結びだそうです。死出の山で縁結びとはこれいかに・・・。

その横には賽の河原。

これ、やっと積み上げたらすぐ鬼に崩されるやつです。

これってよく考えたらとても悲しいんですよね。

考えてもみてください。すっごい頑張って一日かけて入力仕事終わらしたら、保存する前にPCの電源抜かれるようなものですよ。泣ける。

やっぱり現世じゃないですね。

上から見たところ。凄いですね。これが自然にできるのですから。

さて、そろそろ鍾乳石がある場所に行きましょうか。

一気に上に上がります。気温も変わるのでいつの間にかカメラのレンズが曇っていました。

1cm伸びるのに150年かかるとは!!さっきの十ニ薬師で鍾乳石を折った者の罪は深い。

鍾乳石が並ぶエリアにやってきました。

では、ここで鍾乳石は実際にクトゥルフ神話っぽいのか見てみましょう。

 

奥多摩クトゥルフの呼び声

20xx年。深い地下に静かに眠る邪神たち・・・

その姿は異形の姿をしていた・・・

邪神達は永い間待っていたのだ。彼らを解き明かしてくれる者が訪れるのを・・・

邪神は裂けた口からよだれを垂れ流し、

その時が来るのを待っていた・・・。

何も知らず訪れてしまった一人の探検家(メガネ)


彼は知らず知らずの間に足を踏み入れてしまう・・・


人類の危機が訪れようとしているのも知らず・・・

神々は待っていた・・・。その封印が解かれるのを・・・ 


まさに今、太古から蘇らん・・・



ゴゴゴゴゴゴ・・・

ぎゃあああー!!逃げろー!

 

続いちゃいましたね。

いかがでしたでしょうか。やっぱり鍾乳石、モンスターっぽかったですね。

今度ちゃんとラブ・クラフトの小説を読んでみようかと思いました。

正直、鍾乳石か、ふ〜ん。程度に昔は思っていたのですが、何万年も積み重なって出来上がった歴史を鑑みるとまた見方が変わってくるものです。

鍾乳洞にはお子さんもたくさんいましたし、夏は涼しくて避暑にぴったりです。

行く時は滑りにくい靴を履いてくるよう気をつけてくださいね。

【日原鍾乳洞】

アクセス

車の場合
青梅街道(国道411号線)の日原街道入口交差点を右折。日原街道を約10km。

電車・バスの場合
JR奥多摩駅から西東京バスにて平日は鍾乳洞行き(乗車時間30分)、バス停から徒歩3分。
※土・日は東日原が終点になり徒歩約25分くらい歩きます。

営業時間

年末年始(12/30〜1/3)を覗く毎日営業。
●4/1〜11/30  午前8時〜午後5時まで。
●12/1〜3/31  午前8時30分〜午後4時30分まで。

入場料金

●大人:(高校生含む) 700円
●中人:(中学生)500円
●小人:(小学生)400円

 

帰りにみつけた奥多摩らしいノスタルジックな自販機。ボタンのでかさよ。

主にツイッターにいます→@kenihare 無言フォロー嬉しいです。