こじつけご利益を巡る

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神社やお寺などに行った時に、そのご利益に「なるほど」や「おいおい、そりゃ苦しいだろ」と思ったような事はないだろうか。

カエルの置物が置いてあって「無事に帰る」

お賽銭に5円を投げ入れご縁がありますように・・・。

昔の日本人はだじゃれや、こじつけなどの言葉遊びが大好きだったようです。いや、今でもそうかな。

特に神社やお寺など、信仰があるところはその趣も特に強く感じる。これは言霊信仰が強かったせいだと思っているがどうでしょう。

このような駄洒落や言葉遊びのご利益を「こじつけご利益」と読んで愛でたい。

さて、今回はこじつけご利益を少し巡ってみましょう。

皆中稲荷神社(新宿区)

まず最初はJR新大久保駅から歩いてすぐのところにある「皆中稲荷神社」へ。
※かいちゅういなりじんじゃと読みます。

ここのご利益 は、ずばり「当選」

抽選でなかなか手に入らないライブのチケットや、宝くじなどに効果てき面らしい。

なぜご利益が当選かと言うと、

昔、徳川幕府がここに「鉄砲百人隊」という隊を置いていた。

その中の一人、与力という人がなかなか上手にならない。しかしある夜、夢枕に稲荷の神様が出てきて護符を示したという。不思議だな、と思い与力は稲荷にお参りに行く。その後与力は鉄砲と打つと百発百中だったという。

つまり、みんな当たる=皆中。

ふむ。これは後付けの名前なのでそんなに苦しくはないかな。

僕もお参りしてみた。

というわけで境内に入ってみる。

宝くじ入れなど他の神社にはない珍しいアイテムも。

しっかり願いを込めてお参りしました。

せっかくなので僕もお参りの後、スクラッチを買ってみましょう。

果たしてご利益は・・・?

まあ、そんなもんです。

皆中稲荷神社 こじつけ度・・・★

夫婦木神社(新宿区)

続いて訪れたのは先ほどの皆中神社から歩いていける距離の「夫婦木神社」

社務所が住宅街の中に完全に溶け込んでいるので一瞬びっくりするかもしれません。

祀られているのはイザナギ・イザナミの夫婦神なのでご利益はずばり子宝。某芸能人もお参りしてすぐにご懐妊したとか・・・

しかし、注目するのは別のご利益です。

ここのこじつけご利益はこの御神木。

クロガネモチという種類の木なんですが、

クロガネモチ=「苦労がなく、金持ちになれる」ということらしい。

う~ん。金持ちはそのままだが、クロ=苦労が少し苦しいか。

むしろ黒金持ちにして、怪しいお金を儲けれる、という方が面白いかもしれない。

ちなみにこの神社、なんとアパートの二階にあります。これは珍しい!というかこんなの初めてです。

元々、先ほど紹介した皆中稲荷神社の神職の方の住居だったそうです。なんと。

特殊とはいえ、しっかり神社です。

ああ、憧れのクロガネモチ・・・。

夫婦木神社 こじつけ度・・・★★

池袋御嶽神社(豊島区)

続いてはやってきたのは池袋。

東京に住んでいる人ならお馴染みですね。

そう、先に言ってしまいますが、

フクロウ=不苦労ということです。

安定のベタさです。

昭和感あふれる手水のイラストがいい。

芯のしっかりした神社という印象です。街中にこういった神社があるとなんか安心するんですよね。守ってくれているというか・・・。

フクロウファミリー。

家族として不苦労の祈りが込められているのでしょうね。

ちょっと三葉虫に見えるのは僕だけでしょうか。

ちなみにすぐ横に子育て稲荷という稲荷神社があるのですが、

おいなりさんがいいお顔をしています。

池袋御嶽神社 こじつけ度・・・★★

白山神社(文教区)

さて、続いてやってきたのは文京区 白山駅。

駅から歩いてすぐ、緩やかな坂の上に見える鳥居をくぐると白山神社です。

さて、ここでクイズです。

白山神社のこじつけご利益はなんでしょうか?

答えは目から黄金のビームを出している狛犬の後で!

ズビビビビー

それでは正解です。

ここのこじつけご利益は・・・

歯なのです! 白山=歯苦散

というわけですね。これはいいですね。ナイスこじつけ。

では、境内へ。

あれ?特に歯ブラシに関して記してあったり、案内もないですね。

てっきり使い終わった歯ブラシが備えてあったりするかと思っていたんですが・・・。

調べた結果、どうやら歯ブラシ供養は、毎年六月の中旬に紫陽花まつりの時期に行われているみたいです。

境内にはたくさんの紫陽花があったのでさぞや見事な咲きっぷりが想像できます。

白山神社 こじつけ度・・・★★★★

日枝神社(文教区)

赤坂へやってきました。ここは有名なあの神社。

赤坂日枝神社ですね。

エスカレーターが備わっている神社ってここくらいかも。

これはあくまで個人的なイメージですが、いわゆる町にある一般的な神社が中小企業だとしたらここ赤坂日枝神社は一流商社、のようなイメージです。

なんだか、会社に例えるのもおかしな話ですが・・・。

立派な境内。

ここ赤坂日枝神社には狛犬ならぬ狛猿がいます。

こちらマサルさんという愛称があります。

マサル=魔去る

ということでもあります。

さらにご利益として縁結び。なぜ縁かというと

猿→さる・えん→縁

なるほど。そうきたかという感じですね。

もうなんだかこじつけがごちゃごちゃしてきましたね。

もちろん、ここだけではなく全ての神社がそうなのですが、やっぱり神社の境内って空気が変わりますね。いつも思わず猫背が治ってしまいます。

日枝神社 こじつけ度・・・★★★

箭弓神社(埼玉県)

すでに夕暮れ間近。

そして最後にやってきたのがここ、埼玉県にある箭弓(やきゅう)神社。

これも先に言ってしまいましょう。

箭弓→やきゅう→野球!

ずばり野球がうまくなるようにというこじつけ!

野球関係者には有名らしいです。。

絵馬はベースとバット。さすが。

今からでもメジャーに行けますように・・・(野球は体育の授業でしかやったことない)

よっしゃー!これで僕もメジャーリーガー並みのベースボーラーになれるはず。

箭弓神社 こじつけ度・・・★★★★

すぐに東京へ戻って試してみましょう。

ここは歌舞伎町にあるので来るまでにちょっとドキドキしました。

いよっしゃ、バッチ来い!

スパーンッ!

なれるわけがありません。

まあ、キリキリ舞いでした。

野球の球、怖い・・・。

まとめ

昔の日本語ってやっぱり言葉遊びが豊かなんですよね。たいていがダジャレで、地域の人たちもそれを受け入れているっていうのはなんだか素敵なことだな、と思います。

こじつけご利益、日本全国いたるところにあるはずなので、ぜひ楽しんで味わってみてください。

池袋御嶽神社にあった願い事を書く稲荷が可愛かった。

 

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