ペットボトルのキャップにキャップをかぶせたい

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炭酸水が好きです。

ちょっと前に出たこれ、めちゃめちゃ美味いんですよね。砂糖の入ってないジンジャエール。

週15くらいで飲んでます。そろそろ箱買いを検討します。

ペットボトルといえばキャップですよね。

たしかペプシだったと記憶してるんですが、ペットボトルキャップにかぶせるフィギアがありましたよね。一時期、好きで集めていた記憶があります。

僕もあれ、作れないだろうか…。いや、作れるはず…。

そうですね…。キャップだけにキャップ(帽子)でいかがでしょうか…。

よし、作ってみましょう!

 

レザーでキャップのキャップを作る

実は、僕の趣味はレザークラフト。

リノスタというメディアでコラムを書かせてもらったりもしています。

メディアのカラーを全力で無視してるのに使ってもらえてありがたいですね。

というわけで、僕が作るのなら使う素材はレザーということになります。

まずは、手描きでイメージ図を描いていきます。

ここで大体のサイズや、どんなパーツを組み合わせていけばいいかなどをまとめます。

この最初の作業、実はかなり大事。設計図なしに家は建ちませんよね。

ちなみに僕は帽子を作ったことはありません。

自分の持っているキャップで、パーツがどうなっているのか、どうくっついているのかをよく見て、作り方を研究しましょう。

本当は分解して構造を調べたいけど、お気に入りのキャップなので無理。

構造を理解したら、紙で作ったパーツをのりでくっつけ、仮に作ってみます。

これがまた、なかなか上手くいかないんですよね。

実はこの作業、前日からやっていて、すでにかなりの時間を費やしています。そんなに複雑なものではないはずなんですけどね。

しかし、さんざん苦戦した末になんとか型紙ができました。

型紙さえできれば、あとは単純な作業になるので実は楽です。

「銀ペン」というものを使って、型紙を革に写していく。

革が薄いので、ハサミで切る方が早い。普段は革包丁か、カッターナイフを使います。

このパーツでキャップができます。

完成が想像できないでしょう?

大丈夫。僕もあんまりできてないです。

だんだんキャップの形を成していく

縫い合わせの部分をボンドでくっつけたあと、縫い穴を先に開けていきます。

こうなるわけです。

レザークラフトの特徴として縫い穴は先にあけておきます。なぜなら布と違い、革は硬いのでそうしないと針が通らないのです。

次はここに糸を通していきます。

手に持っているのはロウソクのロウです。この作業は気持ちいい。

麻糸をロウに何度も通す作業です。

ロウでコーティングすることにより、耐久性も上がり、糸の毛羽立ちを抑える効果があります。

どうでもいいのですが、糸を引っ張る姿っていうのは、異性がキュンとする仕草にいつランクインするのでしょうか。

先ほど開けた穴を交互に縫うため、糸の両端に針がついています。

これで一片が完成です。

これを繰り返しそれぞれのパーツを縫い合わせていきます。

先は長く感じますが、縫う距離が短いのでそんなに時間はかかりません。

かなりキャップっぽくなりました。

続いてキャップには必須の「つば」をつけます。

何で「つば」って言うんでしょうね。

型紙の時点で、この「つば」はどうやってくっつければいいんだろう?と、かなり悩んだ箇所です。キャップの胴体?と角度が変わりますからね。

結果的には特にひねりもなく「あっ、単純にくっつけて折り曲げるだけでいいんだ」と気づきました。答えはいつもシンプル。

子供の頃、つばを折り曲げてかぶった方がかっこいいという空気がありましたね。あれはなんだったのでしょう。野球がうまいやつほどエグいくらい曲げてましたね。

一応「つば」は曲げておきました。さて、あともう一息ですよ。

両面テープで仮止めをします。

一番最後に縫うところは本体にくっつける前に先に穴をあけておきます。なぜならくっつけた後では穴があけられなくなるからです。

覆水は盆に返らないし、後悔も先に立ちません。

穴を開けたら両面テープごと剥がして、何事もなかった顔をしておきます。

さあ、これであとは最後の一辺を縫うだけです。ゴールは近い。

どうですか?キャップになりましたよね?

やればできる!

でもまだ完成ではありません。仕上げが残っているのです。

キャップってポッチがありますよね。

このポッチがどういう役割なのかは分かっていませんが、作りましょう。

これはカシメと言います。

このカシメをキャップのてっぺんに固定します。

ポッチがつきました!ますますキャップっぽくなりました!

最後にトコノールという薬品で床面と言う革の裏側や、コバという革のフチなどを綺麗にします。トコノールのネーミングは小林製薬っぽいですね。

これにて完成です!

できた!かわいくないですか!

後ろの調節する部分もきちんと再現。

では完成したキャップをキャップにかぶせてみます。

ドキドキ。キャップ、入帽。

cap on cap

思ってたよりすごくいい!

キャップをかぶせただけなのに急にペットボトルに生物感が生まれました。

どこか夏の日の少年を思わせるただずまいがノスタルジックです。

 

バリエーションを作りました

型紙があればあとは単純に作業なんですよね。

大変なのは、型紙をつくるまでの試行錯誤。まあ、それもレザークラフトの醍醐味ではあります。

というわけで色違いも作ってみました。

ニューヨークヤンキース。グリーンバージョン。

ロゴを切り抜くのに三回失敗しました。

そしてカープ。

作ってみたものの、実はカープファンというわけではありません。

しかし、野球帽と言われてパッと思い浮かぶのは、なぜかカープの帽子なんですよね。

僕は岡山育ちで広島は隣の県。おそらく子供の時にカープ帽を自然に目にしたことが多いのでしょう。刷り込みの結果なんですかね。

このサイズ感。やっぱりかわいい。

今回思ったのはやはり立体物を作るのは難しいということ。予想はしていましたが何回も失敗しました。

例えば二枚の革を貼り付けて周りを縫うだけの平面的なものを作るのは簡単なんです。

しかし、このキャップなど立体的なものは、折り曲がった部分などを計算して作らないといけません。そこがうまく調整ができなくて一番苦労しました。

でも、作ったことのないものを一から作る工程はすごく楽しかったです。

 

最後に。

さあ、同点で迎えた9回裏。ツーアウト満塁、いわゆる大事な場面です。

ピッチャー投げました!

ああーっと!デッドボールだー!!

これはピッチャー謝らないと乱闘必死だー!

 

どうするピッチャー。

謝るか? 謝るのかー?

 

謝ったー!これにて一件落着です!

はい。今年も甲子園が楽しみですね。

 

これ、アクセサリーとして売れるかもしれない。

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