[アフリカ]下山後②ホットスプリングとサファリ

投稿者:

翌朝、ジェームスがホテルに迎えにきた。

ホットスプリングに行くためだ。

行く前に海パンを入手しないとならないらしい。

ちょっとホットスプリングについてどんなもとこなの?と話を聞くと、なんとなく屋外にある天然の・・・?泳げる・・・?というようなことしかよくわからない。

なんにせよ、全裸で入るものではないらしい。

一旦、ツアー会社に車を置いて僕の水着を買いに行く。

ジェームスに連れられ、街の洋服屋で水着を購入。ってどう見ても普通のトランクスにしか見えないものだった。まあ、なんでもいいや。

お店では靴も売っていたので眺めていた。

変な日本語を発見

そのあと、すぐにホットスプリングズに出発するかと思いきや、なぜか連れて行かれたのはジェームス行きつけのバーだった。

バーにいる人は全員ジェームスの友達だ。おお、若干、アウェイ感があるぞ。

中央はポーターさん、右にいるのは僕の登山についてきてくれたコックさんだった。

サファリビールを飲みながら店内に流されている音楽番組を見ながらみんな歌ったり踊ったり。

あれ?ホットスプリングは?と思うが、ポレポレだ。おそらくジェームスなりの気の利かせ方なのだろう。(とはいえ、全員分のビールのお金は僕が出している)

そして出発。暇だったのかちゃっかりコックさんもついてきた。

モシの街は少し外れただけであっという間に田舎道に変わる。

車内ではガンガンに音楽が流れる。後ろのシートではジェームスたちが陽気に歌っている。

君らめっちゃ楽しそうやんけ。

バオバブの木。トックリのような幹が特徴。

いくつかの街を過ぎ去り、およそ一時間ほど走っただろうか。

どうやらホットスプリングについたようだ。

え?ここ?と思わず聞いてしまった。あたりは民家も何もない荒野だ。

中に入ると別のツアーで欧米の方や中国の方のグループが何人か。一応観光地なのね。

さて、ホットスプリングズとは…

ああ、なるほど。

これがホットスプリングか。ディカプリオかなんかがが映画ですぐに飛び込みそうなやつだ。

見た感じ、お湯ではなさそうだが、みんなが泳いでいるところをみると平気だろう。

それにしても透明度がすごい。

お酒や焼き鳥なども売っている。さながら海の家という感じ。

泳ぐ前に腹ごしらえをしておくことに。僕は出発前にランチボックスを渡されていた。

いつものランチボックス。

昼食を食べ終え、僕も水着に着替えて恐る恐る水に入ってみる。

冷た・・・くはない。が、暖かくもない。

しかし温泉といえる温度ではない。

底は深くて真ん中あたりは2mくらいの水深がある。

端っこの方で、岩の上や木の根に捕まり休んでいるとなんだか脚がくすぐったい。

てっきり藻が脚にまとわりついているのかと思ったが、水の中を見てみると魚がいっぱい。この池、ドクターフィッシュがいるのだ。

止まっていると恐ろしい勢いで脚をつんつんされる。魚のサイズが大きいので実はちょっと痛い。ピラニアに食べられるときはこんな感じなのかもしれない。

こんな遊び道具もある。

ドボーン。

とはいえ、僕は一人だ。友達などと来ていると良いかもしれないが、さすがにすぐ飽きる。

このコックさん、ジェームスとは違うタイプで結構物静かで真面目そうな人だった。アフリカの人が総じて陽気でハイなわけではないみたいだ。関西人が全員、常にボケをかますわけではないのと似ている。

というわけで、水に入っているより時間より、ゆっくり日向ぼっこをしている時間の方がはるかに長かった。

なんなら寝てしまいそうなちょうど良い陽気。

やはり温泉ではなかったが、これはこれでまあ良し。ゆったりとしたいい時間だ。

きっと一人で訪れるのでなければ良い場所だと思う。

予定より少し早めに街に戻ることに。

そして帰り道。

車が壊れた。

なんだなんだと近くにいた人がわらわらと集まってくる。ここが壊れてるんじゃないか?バッテリーか?とみんなで頑張っていたがやっぱりダメで、結局代車が迎えに来て乗り換えた。

さて、今日からホテルを移る。ジェームスにどこでもいいんだけど安いホテルに連れてってくれと頼んでいた。前のホテルではグレードが良すぎて身の丈に合わない。

連れて行かれたのはこのホテル。前のホテルは街から少し離れていたが、ここはモシの街のど真ん中だ。

中に入って値段を聞くと、ドミトリーで10ドルくらい、個室で15ドルだったので個室を選んだ。もちろんシャワーとトイレは共同。

明日はサファリだ。ジェームスたちと別れ、部屋へ行き荷物を置く。

wifiはあるが部屋にいるとつながらなくて、ロビーか半屋外の食堂でしか届かない。

お腹が空いていた。外に食べに行くとしたら早く行かないと夜になってしまう。それはちょっと避けたい。

すぐさま近くで食べれる店を探しに出た。

昨日行ったユニオンカフェは近いが、サンドイッチくらいしかなかったはずなのでやめておく。

時間もないし、どこでもいいやと適当に目についたお店に入って見た。

店内には地元の人だけで観光客はいない。

お店の人は英語も通じず、僕はメニューもよくわからなかったので、お腹減ってるアピールを身振りだけで伝え、なんでもいいから!とよくわからない注文をした。

後でこの写真みたらなんとなくメニューはわかるんだけど、この時は英語が通じずちょっとテンパっていた。

その結果、出て来たのがこれ。よかった。だいたい望んでいたものがでてきた。

食べているとお店の子が物珍しそうに寄ってきた。観光客が入ってくるのも珍しいのだろう。ましてや日本人だ。可愛らしく話しかけてくるが何を言っているか全く分からない。カメラに興味があるようだったので渡してあげると興味深くあれこれと触っていた。

その後、日が落ちる前にホテルに戻って就寝。

サファリへ

翌朝、ホテルの前にいかにもサファリいきまっせー、といわんばかりのでかい4WDが止まった。今日はサファリだ。

タンザニアのサファリはセレンゲティ国立公園など広大なサファリが有名なのだが、今日行くのはアルーシャというところにあるサファリ。

ほんとはサファリは泊りがけで何日もかけてがっつり行くのが楽しいようだけど、今回は日帰りなので触りだけっって感じだ。

モシの街からおよそ一時間。アルーシャのサファリへ到着。

まずは入場の手続きを。ここでサファリに入るにはツアー料金とは別に60ドルくらいお金がかかることが分かった。おおう、聞いてないぞ。(払った)

ちょっと待ってろ、といって車の天井を開けてくれる。こういうの見たことある。

車はゲートを越えてサファリの中へ。でこぼこの道を進み、動物を発見したらストップしてくれる。動物園と違い基本的にはどこに何の動物がいるかは分からない。行き当たりばったりのはず。

しかし、ここにいる動物は外敵がいない?はずなので、人も車も怖がることはなく、のびのび暮らしているようだった。

バンブー?だったかな。

キリンはたくさんいた。

いのししとヌー?だったかな。うろ覚え。

結構遠くにいて、カメラのレンズがレンズが標準なので、あまり上手く撮影できない。

程なく進み、やがてまた新たなゲートへたどり着く。

ここからウォーキングサファリと言って車から降りてサファリを歩くことができるのだ。

だが、ここでもウォーキングサファリに別料金がかかることが発覚。ジェームスがしまったあ、という申し訳のない顔で、

「ミノール・・・、すまない、また別料金がかかるんだ・・・」

なんてやってくる。まあ、もうなんでもいいよ。

ウォーキングサファリはサファリのレンジャーさんがガイドをしてくれる。

銃を持ってるんだね……。まあ、そうか。

これは小猿の骨。

ここにいる動物について詳しく説明してくれる。

広大なサファリをあるくのも気持ちがいいもんだ。

結構近くにバッファローの群れがいた。

そのうちの一匹がずっとこちらを見ている。

僕でもそのバッファローに警戒されているのが分かった。ピリッとした空気になってレンジャーが僕とジェームスに下がってと指示を出し、銃に手を添える。(構えたわけではない)

バッファローはみるだけで、やがてまた草を食べ出した。穏やかな空気に戻る。

サファリの中とはいえ、ほぼ動物たちは野生のはずだ。用心は必要。

案外あんまり動物に出くわすわけでもなく、レンジャーさんもこれじゃ申し訳ないと思ったのかもしれない。滝に連れていってくれた。

おお、結構すごい。日本だとがっつり観光名所になるレベル。

浮かれる僕とジェームス。

なんかジェームスはやけに楽しそうだったな。滝好きなのかな。

途中にあった木。これちょっとすごくて元は一本の普通の木。

その周りを何本もの他の木が覆い尽くして太い木のようになっている。

この太い木の真ん中に生えているのが本来の木。宿り木みたいだ。

ウォーキングサファリも終わり、最後は湖にフラミンゴを見に行く。

ミノール、いたいた。フラミンゴ。

ちょっとジェームス、僕にも双眼鏡貸してよ。

フラミンゴの群れが飛び立つところが見れた。これ、見たかったやつだ。満足。

このドライバーさんもまた陽気でいい人だった。

フラミンゴを見ながらまったり。

よし、では帰ろう。

 

キリンはほんとにうようよいた。といっても一匹一匹は巨大なので感覚は狂っている。

サファリだから違和感はないがこんなの急に目の前に来られたら漏らす自信があるよ。

あれ、そういえば象に出会っていない。ちょっと象は見たかったんだけどな。

さいごに。

夕方ホテルに戻り、ドライバーさんにチップを渡し、ジェームスたちと別れる。

僕は、次の日に日本に戻る。空港までの送迎も頼んでいたのでてっきりジェームスが来るのかなと思っていたら違う人だった。

そうと分かっていたらもっと違ったさよならを言ってたのに。あっけない別れになってしまったのは後悔している。

あくまで目的はキリマンジャロ登山だったので、僕にとってホットスプリングとサファリはおまけみたいなものだった。ホットスプリングもサファリも行ったら行ったでそれなりに楽しむのだが、やはり心の底からではなかったかも。

キリマンジャロ登山のように「どうしても行きたいっ・・・!」と心から願って行ったものではなく、少し流されて行ってしまったのがげんいんかなと思う。

初めてのアフリカ。めっちゃ遠かったし、色々不便だったりしたけど、今はケニアなど違うアフリカも見てみたい気持ちが強い。

また機会を作って行ってみたいと思う。

 

床屋さんの看板はどこもイラストだった。

主にツイッターにいます→@kenihare 無言フォロー嬉しいです。