作ろう!七色の大根おろし

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鍋の季節ですね。

鍋といえば大根おろしが欠かせない。特に僕は辛いもみじおろしが大好きで、常に冷蔵庫に常備している。

ある時、ふと思ったのだ。

「もみじおろしってどうやって作ってるんだろ?」

いつも最初から完成されている瓶のものを買っていた。

いざ作り方を調べてみて、ちょっとびっくりしたのだ。

ちょっと作り方を紹介しますね。

まず、大根にお箸で穴を開ける。穴は大きい方がいいので先で刺した後、お尻でもう一回刺すとよい。

穴に唐辛子を奥まで突き刺す。もっと穴が広い方が良いかも。

それをすりおろすと・・・

もみじおろしの完成。

唐辛子の辛さだというのは把握していたのだが、まさかこうやって作ってるとは。衝撃だった。

てっきり唐辛子のすったものを大根おろしに混ぜただけかと思っていた。

そこでさらに思ったのだ。

他の食材を使うと、文字通り色々な大根おろしができるんじゃない?

どうせなら七色の大根おろしを作ってみよう。レインボー大根おろしだ。

七色の食材を用意

揃えたのはこの食材。

「赤:とうがらし」「オレンジ:にんじん」「黄:レモン」「緑:ねぎ」「水色・青・茄子の漬物」「紫:茄子」

このメンツでやってみることにした。色が合えば違う食材でもいいと思う。

ここでひとつ問題がある。水色と青色だ。

青色は植物や野菜など自然界には無い色とされている。青いバラは「奇跡のバラ」という代名詞になっているほどだ。(今は遺伝子組み換え技術の発展により、青いバラは存在するらしい)

当然、青い色の野菜なんて売っていない。どうしよう?

色々調べた結果、一つの方法に出会った。

茄子の漬物に白いかまぼこを一緒に漬けると、青く染まるらしい。

いわゆるキャラ弁を作るみなさん、やはり青色の食材には困っているようだ。Yahoo!知恵袋におなじような質問がたくさんあった。ドラえもんとか絶対的に青が必要だしね。

漬け物大好きなので普通に食べたいが我慢。

どうやらこの「ミョウバン」が肝らしい。

茄子の色落ちを防ぐためにミョウバンが使われているのだが、これが白いかまぼこに青い色を移す役割を果たすらしい。

じゃあ、白い大根も青く染まるよね。

漬物の汁だけを抽出。すでに青紫の液体だ。

大根おろしを浸してまぜる。

これで時間がたてば青い大根おろしができるはず。

どうなるのか気になったので、別の器でかまぼこも漬けておいた。

実はスーパーで食材を選んでいる時、悪魔の囁きが聞こえたのだ。

これ使えば楽勝じゃない?

いや、楽な道を選んではダメだ。あくまで天然にこだわりたいのだ。

・・・4時間後

さて、いい感じに大根おろしも青くなっているはず……と冷蔵庫から出してみる。

青くない。

なぜだろう。調べた記事では3時間くらいで青くなってたのに。

ふと、思い当たった。

茄子と一緒に漬けなかったから色が移らなかった?

この漬物の汁自体が青く染めるわけではなく、茄子も一緒に入れないと色移りしないのではないか。そうか。よく考えたら当たり前だ。

なぜ僕は、最初の時点で気づかなかったのだろうか。

再び茄子の漬け物を買ってきた。しばらく漬け物生活が続くことが決まった。

今度は間違いのないよう、茄子と一緒に漬け込む。

よし。これで青色の大根おろしは心配ない。

本来、この日の晩御飯は鍋にする予定だった。しかし、既に夜遅くなっってしまったので睡眠。

鍋は明日の昼ごはんにしよう。

七色大根おろし

翌日。狙った訳ではないが昼近くに起きてしまった。

ブランチが鍋。随分ハイカラではないか。

青い大根おろしは楽しみにとっておいて、他の色の大根おろしを作ろう。

まずは赤色のもみじおろしだ。これは最初に作り方を紹介してるので割愛。

ほんとに紅葉したもみじのようで綺麗だ。この名前をつけた人は風流だな。

続いてオレンジ。これは同じ根菜だし、大根と混ぜる必要はなかろうと人参をそのまますりおろした。

あっ、大根おろしじゃなくなってしまった。

テレビジョ〜ン〜♪

続いては黄色のレモン。

皮だけを使いたいので中身を抜いている。勿体無いので中身をそのまま食べたら酸っぱすぎて唇が腫れそうだった。

さて、唐辛子は穴に刺せたが流石にレモンは刺せない。

こういう時、どうするか?

こうして挟んでしまえばいいんです。

挟んだまま、すりおろす。

きれいな黄色の大根おろしができていく。

さて、続いては緑だ。

ほうれん草にするか迷ったが、そもそもネギ自体、ポン酢に入れているではないか。というわけで、こちらを選んだ。

ネギはある程度の長さに切りそろえる。

これもしっかりと挟んですりおろす。

おお。なぜかやたら水っぽくなった。

しかしちゃんと緑。ポン酢にネギを入れる手間が省ける。

それにしてもこの時点で腕がかなり痛い。普段使わない筋肉を使っているのがよく分かる。

さて、次は問題の青色だ。

青色の大根おろし

どれどれと言いながら冷蔵庫の奥から出してみる。

ほら、きれいに青く染まった大根が……

ぜんぜん染まってねえ!

うそでしょ?なんで?

かまぼこはうっすら染まっていた。

これはあれかな。よくわからないけど、

大根の何かしらの成分が染まるのを邪魔してるのかな。

しかし、どうしよう……。青なしではこの企画、成り立たないぞ……。

 

うああああ!!せっかく一晩も待ったのにいいい!!

ああ、あまりの悲劇に気が遠くなる・・・

あれ?なぜかできてる!?・・・小人のしわざですね。

なんにせよ、これで青はクリアー!

さあ!残るは紫だけだ。

茄子も主に皮の部分を使ってすりおろすのだ。

ちょっと身の部分が多かったかな。

なんか思ったのと違う。土のようだ。

白い身が入ってしまったのが原因か。

そうだ、漬け物の茄子はもっと色が付いていたはず。

中まで色が染まっている。

挟んですりおろす。茄子がふにゃふにゃなのでしっかり挟まないと上手くすれない。

そうだよ。これだよ。これを待っていた。

よし、全色並べてみよう。

食べてみよう!七色の大根おろし!

「虹おろし」と名付けたい。

皿に並べてみた。思いの外、綺麗なものになったと自負しているがどうだろうか。

もちろん同時に鍋の用意もしているのだ。早速味わってみよう。

鍋はシンプルに白菜と豚バラとキノコを出汁で煮ただけ。これが好きなんです。

なんてフォトジェニックなんだろう。これは流行るかもしれない。

味ぽんに混ぜると味も色も分からなくなるので、混ぜる前にそのまま食べてみよう。

以下、それぞれの味の感想である。

赤色:唐辛子 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

もちろん皆知ってるもみじおろしの美味さ。安定している。色が薄めだったのでもっと本数を増やしてもよかったかも・・・と思っていたが、意外に辛く感じた。そういえば四本すってるもんね。

オレンジ:にんじん ⭐︎⭐︎⭐︎

一本でも人参。味はそのまま人参のすりおろしなんだけど、これはむしろ大根がない時に有りだなと思った。どことなく感じる甘みがお子さんにいいかも。

黄:レモン ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

柑橘系が合わないわけがない。スーパーで黄色いみかん系とも迷ったがレモンにして正解。さっぱりとした酸っぱさが大根とかなりマッチングしている。

緑:ねぎ ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

これがダークホース的に美味しかった!

かなり水分が出てしまったので不安だったが、見事に予想を裏切ってくれた。そりゃ、ポン酢とネギの組み合わせに間違いはないのだが、もっとナチュラルにネギの味がじんわり広がる。めちゃめちゃ有。

水色・青:??? ⭐︎⭐︎

やはり青色は食欲を減退させる色。味は変わらず大根おろしなのに口の中に入れる瞬間、脳が抵抗する。自然界に青色の食べ物が存在しない理由がわかる気がした。でもマジ小人に感謝。

紫:茄子の漬け物 ⭐︎⭐︎⭐︎

これも全くもって美味しい。漬け物のお酢と大根おろしもよく合っている。若干茄子が粗挽きなのがむしろアクセントになってよい。

美味しさに虹がかかった。

結論:七色、どれも美味いのでおすすめ!

まとめ

青色ができなかったのは想定外だった。(本当に上手くいくと思っていたのだ)

何か他に方法がある人は教えてほしい。

何の食材でも挟んじゃえばすりおろせる。いつもの鍋がもっと華やかになるはず。これ、ほんとに綺麗にできるので、是非やってみてほしいと思った。

しかし、大根を丸々一本すりおろしたので翌日は筋肉痛だった。

子供の頃、やたら母親が僕に大根をおろさせた理由がわかる。でも子供の頃はすりおろす作業が楽しくて、自分から率先してやってたな。

今回も楽しかった。あれ?成長してなくない?

 

やはり青のビジュアルはなかなかのものだ。ダイエットとして一時期、青い食材が流行った理由がよく分かる。

 

 

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