東南アジアでよくみかける「あのおもちゃ」を買ってみた

先日、ベトナムのホイアンという街に行ってきました。

ランタンで有名な街なんです。

綺麗なのはさておき、東南アジアに旅行に行ったことのある人は、これに見覚えはないでしょうか?

決まって人通りの多いところにいる。

これ、みたことありません?

繁華街の真ん中で、何やら光る物体を空に飛ばしている人がいる。タイのカオサンロードでも、カンボジアのナイトマーケットでも同じ光景を目にしました。

観光客向けに売っているおもちゃだと思うのですが、今まで海外では危うきは近寄らずの精神でほんとに近寄らないようにしてたんですね。

でも、さすがに違う国で三回も目にすると、ちょっと気になる。

あれは何が光ってるんだろう?くるくる回って落ちているのはどういう仕組みなのだろう?

というわけで今回、勇気を出して買ってみました。

あえて危うきに近寄る

もちろん買うには売っている人から買わなければなりません。

海外旅行では、「向こうから声をかけてくる人には気をつけろ」ということをよく聞きます。まあ、そうですよね。通常であれば避けて通りたい。

しかし、今回はあれがどうしてもほしいのだっ……!

しばらく遠目から様子をみることにしました。

売っている人が声をかけるのは基本的に親子連れ。あきらかに子供をターゲットにしているようです。試しに僕がすぐ真横を通って目を合わせても声をかけてきません。そりゃ、おもちゃですから正しいマーケティングです。

あの光るやつをゲットするためには、こちらから声をかけなければならないようです。

これ、歌舞伎町のキャッチに自ら声をかけるような行為の気がする。一歩踏み出す勇気!

おそらくそれぞれにシマ(自分の場所)があるのだろうな。

「こんにちは!(明るい感じで)、それ欲しいんだけどいくらかな?」

急に声をかけられて少し戸惑ったようです。しかもあきらかにターゲットではない人間に。

「へっ?一つ8万ドン(約380円)だよ」

この値段が、ふっかけられているのかどうかは分かりません。しかし、市場でカオラウという油そばのような麺料理が3万〜4万ドン(200円以下)くらいで食べられるのでそこそこの金額です。

でも買います。

よく見るとこの人、もう一つおもちゃを売っていました。

それも見せてもらいます。

何かの音楽と共に回る。このおもちゃだけで充分パリピ感があります。

くるくるとコマのようなものが、赤く光る輪を描きながら回る。賑やかな音も出るようです。

「こっちはいくらなの?」

「12万ドン(約570円)だ」

「よし。じゃあ、どっちもちょうだい」

僕は、あからさまなぼったくりでない限り、無意味に値下げ交渉はしないようにしています。今回の場合は、相場がまったく分からないので言い値で買いました。

合わせて僕は20万ドン(約1,000円)で、「空に飛ぶ光る何か」と「地面で光りながら回る何か」を買った。これが高いか安いのかはよくわからない。

とにかく光る何かを無事に買えた、ということに安堵しました。

買ったおもちゃで遊んでみよう。

 

正直100均で売ってそう。

買ってすぐ逃げるように退散。別に怖い感じではなかったけどね。

ベンチでゲットしたブツを確認してみる。

驚いたのがくるくる回っていたのはスパイダーマンだった。そうか、鳴っていたあの音楽はたしかスパイダーマンの曲だとここで気がつきました。

まずは竹とんぼのようなものから開けてみよう。

ビニルのチープさがより良い。

※現地でうまく撮れてなかったので、日本で撮った写真が混ざります。

これが全貌です。

袋から出すとペラペラした羽のついたもの(以下、トンボと呼びます)と飛ばすためのゴムのついた棒が出て来ました。

羽はあえて斜めに曲がっています。それでくるくると回転するということか。

ここにスイッチがついていてこれを押すとランプが光るんですね。

そしてパチンコのようにゴムの力で空に打ち上げると、ペラペラの羽が回転しながらゆっくり落ちてくるというわけだ。

なんだ、ものすごくシンプルじゃないか。

しかし青い光は綺麗である。

早速、飛ばしてみたい衝動にかられます。

ホイアンの街中はどこも人がいるのでちょっとした広場まで歩きました。

では、飛ばしてみます。

楽しい!

なるほど。これは子供が喜びそう。

でも近くにいた子供は、見慣れているので見向きもしてくれませんでした。

もう21時も過ぎているのに地元の子供達は元気に遊んでいました。お前ら帰って宿題しろよ〜。

まあ、ほぼ想像通りの品物だったが、詳しく仕組みを知れたこと、さらに自分で飛ばせたことは満足です。

スパイダーマンのコマ

さて、続いてはスパイダーマンのコマ。

頭に刺さっている蛇口のようなものをぐるぐると回します。考えようによっては、脳みそをかき混ぜているような気がして気が引けます。

ある程度ギッ、ギッと回したらあとは真下に落とすだけ。簡単です。

さあ、どうでしょう……?

おおー!綺麗だ!

 

スパイダーマンのBGMと共にガラガラと回ります。

赤い輪がコマのブレに合わせて揺らぐのも綺麗です。

これはたしかに12万ドンの価値があるかも。音も出るしめちゃめちゃ光る。

光るということは一定の価値が出るものですね。

なお、日本に持って帰ってからやってみると、どこか壊れたのか音が出なくなりました。

あらたなる伏兵

さて、翌日ホイアンの街を歩いているとまた違うおもちゃに出くわしました。

これを見てください。

人混みの中を舞う鳥。羽がパタパタとはばたき、弧を描きます。

光ってはいませんが、やはりこれも買ってみましょう。

実は、ホイアンの街のいたるところでこれを売っている人がいるのですが、なんとなく声をかけやすい女性を選びました。

「ハロー(陽気なフリ)、そのおもちゃはいくらです?」

この方は特に驚いていないようです。おそらくこの鳥は大人も充分ターゲットに入っているからでしょうか。

「10万ドン(約470円)よ」

ふむ。昨夜買ったおもちゃの値段をふまえるとまあ、それくらいかな。

「オーケー。ちょうだい」

ここで事件は起こります。

僕は財布の中からなかなか10万ドン札を探し出せず、もたもたしていました。

「その50万ドン札で足りるわ」

財布の目立つところに50万ドン札が入っていたのです。

言われるがまま僕は50万ドン札を渡し、お釣りの40万ドンを受け取ります。

なぜか女性はサービスで鳥を二つくれました。

この時まず僕が思ったのは「あ、これ絶対普段10万ドンじゃないかもな」ということでした。無意味に二つもくれるのはちょっと違和感があります。

でもまあ、仕方がない。おまけはありがたく受け取りましょう。

ここをこうしてくるくる巻いてね……

飛ばし方のレクチャーを受け、ありがとうと言って去ろうとしたその時。

その女性は僕の両手をがっつり握り、目を見つめてサンキューと言いました。

そんなに売れたことが嬉しかったのか。いいことをしたかもな、なんて思ったものです。


思い返せば、僕はここでもちょっと声をかけるのに緊張していました。それにまたどこか広い場所ですぐに飛ばしたくなって、早くその場を離れたい気持ちで油断していたのでしょう。

広い場所へ向かっている時、そういえばお釣りをポケットに入れっぱなしなことを思いだしました。

ポケットからお釣りを出します。

出て来たのは、4万ドン。

 

僕は50万ドンを渡しました。お釣りは40万ドンのはずです。

・・・やられた。

 

あの別れ際の過剰な感謝はそういう意味か。

お釣りをごまかすというのはよく聞く手口です。まさか自分がそれに引っかかるとは。

すぐに買った場所まで戻ります。

しかし、当然さっきの女性の姿はありません。そりゃそうでしょう。僕でもすぐ逃げますよ。

被害としては36万ドン(約1700円)。

許せる範囲といえばそうなのですが、悔しいというより思わず笑っちゃいました。

きれいにスパッと騙されたな、と。いや、僕が油断してただけなんですけどね。

しかしあのお金で豪華な夕食が食べれたな……。という思いもあります。

しかし、一つだけ言い訳をさせてください。

1万ドン札と10万ドン札、めっちゃ似てるんですよ!

 

説明するまでもないが上が10万ドン、下が1万ドン。

ほら!どうよ!?

人物も同じで色も似てるんですよ。これはちょっと、しょうがなくないですか。

今回のことはいい勉強になりました。皆さんもお釣りはちゃんと確認しましょうね。

何かに負けた気分ですが、戦利品を見てみましょう。

鷲なのかな?何の鳥かはわかりませんが、色使いがアジアですね。

仕組みとしてはこうなっていました。

ゴムの部分と羽が繋がっているんですね。

シンプルなゴム動力です。

しかしこれ、正直よくできてるなと思いました。このタイプのグライダーのおもちゃは日本の駄菓子屋さんでも買ったことあるんですが、羽がパタパタと羽ばたくのが素晴らしい。

素材もビニルなので軽くて長い時間空中にいることができる。

高い買い物になりましたが……。

日本に帰って公園で飛ばしてみました。

直角に落ちる!

全然うまく飛びませんでした。コツがわからない。持って帰る時、羽に変な癖がついたのかもしれません。

落ちた鳥がなんか儚かった……。

まとめ

タイでもカンボジアでも気になっていた光るやつ。

実際に購入してみて仕組みが解明できてよかったです。とにかく光らすのだな、という印象です。

ミイラ取りがミイラになったお釣りの件は勉強にもなったし。

今後も何か新商品を見かけたらぜひゲットしたい所存です。なんなら製造しているところに取材に行きたいですね。

光る花輪も売っていたけど、これはおもちゃ的な要素がなかったのでスルーしました。

主にツイッターにいます→@kenihare 無言フォロー嬉しいです。


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