神の手・ゴールデンブリッジが出迎えてくれるバーナーヒルズが色々すごかった

神の手が支えるゴールデンブリッジに行ってきた。一時期、話題になっていたのでご存知の方もいるかもしれない。

これが神の手、ゴールデンブリッジ。

バーナーヒルズは、ベトナム中部の都市、ダナンから約25km離れた山の上にある。

当初ここへは行く予定はなかった、というか単純に知らなかった。ダナンの街で何か面白そうな場所はないかとネットを調べていたら出てきたというわけだ。

神の手の橋・ゴールデンブリッジの存在は知っていたので即決だった。

「バーナーヒルズという場所に、神の手に支えられた橋がある」という情報しか持っていない状態。しかし、実際に行ってみるとなんかすごかったので紹介したい。

前知識のないバーナーヒルズ

基本的にバーナーヒルズへ行くローカルバスはないみたい。タクシーを使うか、またはツアーで行くという選択肢になるだろう。

僕は街中でタクシーを拾って行った。まずは往復の値段を聞いてみる。

最初「ゴールデンブリッジに行きたい」と伝えても「???」という顔。

「神の手!ゴッドハンド!ゴッドハンド!」と言っても「?」のままだ。

「あー、なんだっけ、ほら、あれ、バナーなんとか・・・」

「バーナーヒルズかな?」

「そう!それ!」

一苦労である。

値段を聞くと55万ドン(約2,600円)という。相場が往復60万ドン(約2,800円)とガイドブックに書いてあったので全くOK。

ダナンの街を抜け、やがて山の中に入る。

途中、急にお店の前でタクシーが止まる。

「何?どうしたの?」と運転手に問いかけるとここがチケット売り場だという。

あれ?チケットって入場の時に買うんじゃないの?

このパターンはあれかな?運転手とグルになって……というよくあるタイプのやつかな?

いやな予感がしているが仕方ない。とりあえず入ってみよう。

僕の前では他の観光客もチケットを買っていた。

値段を見ると正規の値段と同じ70万ドン(約3,500円)だったので安心した。どうやら単純に場外売り場だったようだ。

日本でもディズニーやUSJのチケットがコンビニなどで買えるようなものか。

疑ってごめんという気持ちもあるが、警戒するに越したこともないだろう。

ジェットコースターの入り口によくあるあれがあった。子供は身長でチケットの料金が変わる。

チケットを入手して再びタクシーで向かう。

峠を越え、山道を下っていると何やらお城のような建物が見えてきた。

え?これ?何?

ここがバーナーヒルズらしい。

広大な駐車場には大型の観光バスがたくさん止まっていた。

さすが話題のゴールデンブリッジ、そんなに人気なのか。

四時間後に同じ場所に迎えに来るようきっちり約束して建物に向かう。これをきちんとしておかないと後で泣くことになるよ。

やはり入り口横で入場チケットが売っていた。この日はさほど混んでいないが、普段は並ぶことになるのかもしれない。

タクシーの運転手さんは、見越してむしろ気を遣ってくれていたのか。もう一回心の中で謝っておく。

これが入場ゲート。サンワールドというのはバーナーヒルズの運営会社らしい。

 

クリスマスツリーがまだ飾ってあるのはご愛嬌。

まずはロープウェイに乗って山頂へ行くことになる。

高尾山のようなイメージをしていたのでその豪華さに驚く。

内部の案内通りに進むとロープウェイ乗り場へたどり着いた。

まず、ロープウェイがすごい

台数が多いので、混んでいてもさほど待たないと思う。

後で知ったのだが、このロープウェイ、何がすごいって世界最長なのである。

この麓から頂上までの距離、5,801メートル。6km弱?のロープウェイって何それ。

やはり世界一長いロープウェイとしてギネスに認定されている。

ロープウェイに乗り込むタイミングっていつも戸惑う。

右側の駐車場が広大だ。

ぐんぐん登って行き、どんどん出発地点が遠くなっていく。このロープウェイ、スピードもかなり速い。

さすが世界最長。乗っている時間も長い。

ゴンドラの壁におそらくゴールデンブリッジのパンフレットらしきものがある。しかし、手前に他の人が座っていてちょっと手が伸ばせない。潔く諦める。

おかしいだろ、ビジュアル。

おいおい、いきなりかよ。

頂上が近くなるにつれ、出し惜しみすることなく神の手が見えてきた。上の写真は色調を変えるとホラーのポスターになりそう。

やっぱりすごい神の手

ロープウェイを降りてドーム型の入り口を抜ける。

ロープウェイに乗ってる時点でわかってたけど全く前菜がなかった。いきなりゴールデンブリッジ。

なんだこれ。

ネットでみた写真の通りで、おお、と声が出る。

早速、橋を歩いてみよう。

手の部分では皆、立ち止まって写真を撮るので渋滞する。

この橋は2018年6月に出来たばかり。まだまだ新しく、ピカピカだった。

ゴミ箱もゴールデン。抜かりなし。

やはり気になるのは手の部分である。近くでよく見てみよう。

苔がやたらリアル。

この手の部分、石でできているように見えるが、実際はワイヤーとファイバーグラスメッシュで作られているという。つまり中は空洞なのか。

触ってみた感じでは確かに石ではない。しかし確かによく作られているなあ、と関心してしまう。

進撃の巨人や、ネバーエンディングストーリーなどのファンタジーが頭に浮かぶ。

女の子たちが乗っている台の部分が撮影スポット。ひっきりなしに人が立っていた。

橋を渡り終えたところに、お土産物やさんを発見。変なものがあったらぜひ買いたい。

どれどレーション。

Tシャツはむしろかっこいい。

意外というと失礼なのだが、ちゃんとしたものが売っていた。天邪鬼なのでちゃんとしたものは求めておらず、結局何も買わなかった。

やっほーい!神の手に抱かれて満足だ。

神の手は序章にすぎなかったバーナーヒルズ

お目当のゴールデンブリッジも堪能できたし、よかったよかった。

さて、街に戻ってなんかうまいものでも食べるか、なんて思っているとすぐ近くにニョキッと突き出したものを発見。

大仏だ。かなりでかい。

行くしかない。

この道であっているのかよくわからない。

ものすごく手入れされた庭園があった。

ハウメニーいいお顔。

日本の仏像とはどこか表情が違う。なんだろう、少し現代人っぽいというか……。多分目や鼻のパーツが大きくて顔の余白が少ないからか。

しかし、この大仏近辺にはさほど人はいない。橋の付近はあれだけ人がいたのに。みんなどこへ行ったのだろう?

そういえば、橋のところにもう一つロープウェイがあったな。

さては、あれでみんな別の場所に行ったのかな?

再び橋を渡り、ロープウェイへ乗り込む。


今度は一人きりで乗れたのでガイドブックを無事ゲット。

なんか異世界に向かっているぞ。

下を見るとかなり長い距離のスライダーのようなものが見える。

やがてロープウェイは到着。僕は外に出て驚くことになる。

異世界へようこそ

ロープウェイを出た途端にこれである。

そこは、街全体が中世のフランスをイメージした世界だったのだ。

なんと僕は前情報がなかったので思い違いをしていたのだが、ゴールデンブリッジはあくまで入り口に過ぎなかった。

現在マップの左上部分に僕はいるのだが、この部分がバーナーヒルズのメインとも呼べるエリアだったのだ。

なんてこった。

店員さんがノンラー(三角帽)を被っているのがミスマッチで良い。

バーベキュータイプのレストラン。魚介も豊富だった。

キャプテン翼くらいの頭身。羨ましいがおそらく生活に支障がでる。

おそらくここが街の中心部分だ。

既視感が……。思っても口に出してはいけないのだと思う。

さて、広くてどうすればいいか分からない。

キョロキョロしているとたくさんの人が入って行く建物が目についた。吸い込まれるように僕も入ってみる。

ファンタジーパークとは。

階段を降りて地下へ。そこには全く想定していなかった空間が広がっていた。

屋内なのにめちゃめちゃ広い。

うまいこと写真が撮れていないが、だだっ広いアミューズメントパークになっていたのだ。室内でこれほどの規模の遊び場があるとは。

教育テレビでやってそうなショー。

なんとフリーフォールがある!

きゃー!という絶叫とゴオオという音が響き渡る。

回転ブランコのような遊具。他にもカートなどいくつか遊べるものがあった。

もうここだけで観光スポットとして成り立つレベルだと思うが、この建物もあくまで一部分でしかない。すごいぞ、バーナーヒルズ。

お前も蝋人形にしてやろうか〜

続いて蝋人形ミュージアムにやってきた。これは先ほどの遊園地と同じ建物にある。

蝋人形の看板を見て絶対入ろうと思っていた。

昔、大槻ケンヂのエッセイで東京タワーの蝋人形のエピソードを読んで以来、いつか蝋人形を見たいと思っていた。

その後、上京していざ東京タワーに行ってみるとすでに蝋人形館は閉鎖していたのだ。

不意に念願が叶う時がきた。

ここは別料金で10万ドン(約500円)がかかる。

中へ入るとまずはスティーブ・ジョブスとニコール・キッドマンがお出迎え。

けっこうファンなんです。

ポウッ

肌の質感がきれいすぎてさすがに少し違和感があるが、もみあげの部分の再現度が高い。

写真だともう本物に見える。

大好きジャッキー。エンディングのNG集が好きでした。

たしかにカンフーつながりだけど作る必要あった?

一瞬、普通に観光客かと思った。

展示の最後は蝋人形を作る工程のビデオなども流れていた。

蝋人形だけで作った映画とかあってもいいのに。時代を超えたスターが正揃い!のような無茶苦茶なやつ。超大作になるか、盛大にすべるか一発勝負の。

細部の作り込みがすごい

今にも雨が降りそう。山の上なので天気が変わりやすい。

せっかくなので街の端まで全部歩こう。

これは教会。中にも入れそうだ。

本当の教会になっていた。神様の前でいちゃいちゃしていいのか気にはなる。

なんというか、全体的にハリボテ感がない。きちんとこだわって作っているのがよくわかる。

この教会だけでなく、一つひとつのもの、すべてがそうだから驚くばかりだ。

一部工事中のエリアがあった。さらに街が大きくなるのか……。

きちんと床の石畳なども作っているのがわかる。

街の奥に行ってみると今度はガラッと変わって中華エリアとなる。

そろそろ忘れてるかもしれないが、ここはベトナムだ。

 

みんな熱心に祈っていた。これ、屋根とかもあえて古めかしく作ってあるのだろう。

まだ、入っていない建物もあるし、訪れていないエリアも多分ある。正直広くて限られた時間では回りきれない。

ここはホテルがあったらきっと高くてもみんな泊まるだろうな……と思っていたらやっぱり何軒かあった。

メインの通りにはホテルやレストランがある。もちろん中世フランスイメージの建物。

歩き疲れたので帰ろう。それに迎えの時間も近づいている。

ゴールデンブリッジに戻らなくても、このエリアから直接ふもとにロープウェイで降りれる。

バイバイ!バーナーヒルズ!

まとめ

B級スポットだとほくそ笑みながら行ってみたら、とんだS級スポットだった。

メインだと思っていたゴールデンブリッジは、ただの入り口の一部分でしかない。

ラスボスだと思っていたら奴は四天王の中でも最弱・・・という感じだ。

しかし、この運営しているサングループの資金力にただただ圧倒されるばかりである。お金のかけ具合がとんでもない。現金なもので、そんなことばっかり思ってしまった。

でもここは、かなり楽しかったのでベトナム・ダナンへ行った際はぜひおすすめする。

 

B級らしさを探したけどこれくらいしかなかった。

主にツイッターにいます→@kenihare 無言フォロー嬉しいです。


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。